CINDERELL-A-RRANGE vol.4 DAY3 SAKURA STAGE全曲感想

どもシカクドットです。
デレンジツアー第4弾全曲感想の続きです。

DAY1,2はこちら。

 

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1.SUPERLOVE☆ - super lovely sisters mix - / mizuna

Pa、Coときてトッパーの期待が高まったところでCuはまさかのチップチューンスタート。

ジャンル上音色や音数には制限がありますが、イントロからエンディングまで繰り返し性が少なく、多種多様なアレンジや演出が飛び交うのが本当にすごくて楽しいです。

1番Aメロは3連譜だったり、2番はアタックを削ったバッキングだったりだけでなくサビさえも大きくアレンジを変えて来ているのがすごい。

 

 

2.おかしな国のおかし屋さん -Chip'n'Bass Remix- / にしらぎ

1、2日目では見られなかったチップチューンつなぎにびっくり。正直このCuパートでチップチューン作りたい欲が高まっています。

キックはノイズ由来ではなくたまにアーメンが入ってくるのがユニーク。小さいけどクローズハイハットも金属感が強いのでノイズ由来の音じゃなくてリズムマシンハイハットの加工な気がする。

三角波ベースと矩形波ベースを使い分けたりしていて芸がこまかい。

 

 

3.ミラクルテレパシー -E0ri4 J-CORE Remix- / ゑおりあP

アガる〜〜〜〜〜〜!!!ここらでチップチューンノルマという概念が生まれだす。

裏打ちベースとシンバルのミュートが気持ちいい。 Bメロやブレイク、1番サビ後半の4つうちシンバルミュートなんて最高。

実を言うとカットアップもラスサビへのフィルターワークも32分キックもSEも全部気持ちいいんですけどね。

 

4.アタシポンコツアンドロイド -Kawaiicore Bootleg- / チーナゲ

イントロからくるぞくるぞと期待を煽ってくる一曲。

Kawaii系かと思っていたらビルドアップのドラムが重い!からの速い!

ドラムの重さはちょっと予想外でした。勢いが良いのとテンポが速いのとでノリノリになれます。

 

 

5.追い風Running -Bebo Remix- / べぼ

RaveやHappy hardcoreのような8分16分のピアノがべぼさんの特徴な気がします。

ジャージーなキコキコあり、シンバルミュートあり、細かいキックありの要素てんこ盛りな内容です。

ハイテンポな原曲を生かしたスピード感あるアレンジ、駆け抜けていきたいです。

 

 

6.命燃やして恋せよ乙女 -956 Eurobeat Remix- / ライトゴロP

この曲をユーロにする発想にびっくり、いや、ゴロさんの好きなアイドルと得意なジャンルを考えれば必然…?

リハモに触れている人が多かったようにAメロから曲の雰囲気がガラリと変わっているのが面白いです。

スピード感を重視してかサビの歌い出しが重なっているのが丁寧な編集で、これは峠でブレーキを踏まずに済みます。

 

 

7.Neo Beautiful Pain -Pure Cool⇒Cute Style- / HAMA

NBPをクラブ系のままCuteに!?できらぁ!なんてやりとりがあったかはわかりません。

原曲の今っぽいドンシャリ感を抑えて見事にクールらしさを低減。気持ちのいいノリに満たされる曲となりました。

トランシーなシンセに、Pluck、ベルの音がそれぞれ丸みがあり、いい音をしています。

 

 

8.2nd SIDE -90's Pop Mix- / キヨスク

Paなら盛り上がる曲、Coなら圧倒するような曲でしたが、この曲を聴いてCuは「いい曲」「エバーグリーン」な曲なんだと実感しました。一聴して惚れました。

名曲が色褪せないならば、色褪せない名曲風にアレンジをすればその古さはむしろ良さの要素。

音色ではリードシンセ、ベース、Bメロギター、間奏ギターが、アレンジではシンセストリングスの入れ方、パーカス、Bメロのカスタネットオブリ、デン☆デンが完璧すぎて最高です。

 

 

9.Sparkling Girl -Re:Sparkling Girl- / クシカツP

キヨスクさんからの「エバーグリーン枠」つなぎだと思っています。

原曲からまるで男性ボーカル曲であったかのような見事なアレンジ。半音で上下するピアノのフレーズが本当にイイんですわ。

力をもらいたい時に聴きたいですし、むしろ昔からずっと聴いてきたような気がします。この感覚はやっぱり「いい曲」で「初めからこうであったかのよう」だからだと思います。

 

 

10.あんずのうた -Cute[motional] arrange- / Noof

 キュート…?と困惑必死。すべては夢オチ。

カエダーマ大作戦後のツーバスがメタル然としてて好き。こう、ハードコアやDjentの刻みに合わせたバスドラの方がよく聞いていた気がしたので。

属性縛りがあったからみんな戸惑っただけで、アレンジはめっちゃ良いんですよ。

「おやすみー!(デスボイス)」は笑う。

 

 

11.Radio Happy -まつよ Rearrange- / まつよ

 聴き返してるとキュート勢はエモみ高めて攻めてくる人多いですね。

ほかの方は盛り上がりを抑えて、1曲通して雰囲気を貫き通す、展開で驚かさないアレンジが多かったんですけれども、こちらはまずサビの入りで重いギターが入るのでそこで「!?」ってなるのがDAY3全体としてもアクセントです。

重さで攻めるのではなく、ギターに対して高音のピアノとストリングスで浮遊感のあるような雰囲気に仕立てているのが面白いです。

 

 

12.スローライフ・ファンタジー -幸せの置き場所- / やか

 エモキュートの道をゆき来つつあるやかさん。

Bメロの半音下がる進行からの1サビで一気にドラム類が消えいますんでもう「うわー」ってヤラレます。

逆再生、ニカ・ポストロックなグリッチによるリズムパターン、ギター、高音のクロマチックパーカッション、コーラス…エモエモの実を食べたエモ人間ですねこれは。

2番の雨のSEを外でイヤホンで聞くと本当に降っているような驚異的な音像をしているのでお試しください。

 

 

13.Can't Stop!! -delicious arrange- / のーねーむ

流石ののーねーむさん。癒し枠が板についています。

2番でアドリブメインになって原曲のメロディラインが追えなくなるの“本格的”って感じがします。

全楽器が穏やかなベロシティで演奏しますから、スナッピーの鳴り良く聞こえてが気持ちいいです。…そうかのーねーむさんドラマーだし生ドラムだからスナッピーがこんなに聴こえるのか!

 

 

14.SUN FLOWER -POP-BOSSA Arrange- / クックルP

ボーカルに月子さんをお招きしてのアレンジ。

穏やかなギターにやさしい歌声、スローながらも4つ打ちは軽快で朝聴きたくてたまらない。

ボーカルを抜かず歌うということは歌いかたもどうするか重要なアレンジ。コーラスとハモりも気持ちよくて、ギターと歌声が太陽と向日葵なみにマッチしています。

 

 

15.とんでいっちゃいたいの-Beyond The Universe Arrange- / ビーカーP

ビーカーPはデレンジ以降ギターを使わない方向でアレンジをすることが多かったので、こういうアレンジは「あっ、お久しぶりです」という感じです。

自分ビーカーPのアレンジははギターを入れたものの方が好きで、この浮遊感が原曲とマッチしていて飛んていく距離が見事に伸びています。

生系のドラムですがハイハットか細かくカチカチとリズムマシン的なところがあり、これがまた雰囲気と非常に合っています。

 

 

16.ショコラ・ティアラ -Sweet Sweets Remix- / 四条六間

まずは完成おめでとうございます。データ消失という苦難を乗り越えて完成した曲。

バッキングシンセはKawaii系の音色ですが全体としてはテクノポップやgarageな印象。

音色の選択を利用して2番Aメロで特にジャンル色が強くなるのがいい感じ。

バッキング、間奏のアコギは全てクックルさんなんでしょうか。これが曲を「特定のジャンルにしたアレンジ」みたいに限定させず、奥行きを与えています。

 

 

17.私色ギフト -フワッキラッピコッシャーンRemix- / グミサワ

ミックス名が面白くてそこから期待が湧きます。

チュンチュンしたキックがトイっぽい雰囲気を出しています。音を詰めるのではなく、各パートがコロコロを音を奏でるようなアレンジがこのキックに合っています。

サビではキックの音色がかわり、重ねているバッキング以上にキックの圧で曲の盛り上がりを調整しているのが面白いところ。

 

 

18.みんなのきもち -かーくRemix- / かーく

入りがとても最高。

カットアップはその非日常的な音からもっと攻め立てるようなジャンルに使用されるイメージが強かったのですが、このアレンジではドンシャリな冷たい音色というものがあまりありませんので、そこの対比が面白いです。

カットアップがありつつもシンセもキックもやさしい音色、これがエモキュート…。

 

 

19.S(mile)ING! -kawaiku genkini arrange- / ソニオル

クロマチックパーカッションの転げ落ちるブレイクがとても可愛くて好き。

タンバリン、ブラス、クロマチックパーカッションをはじめとした各要素からCuteを目指して行ったのがわかります。

ラスサビ、アウトロの四つ打ちになる部分がとてもエモいのでこんな展開軽率に入れてってください。

 

 

20.き・ま・ぐ・れ☆Cafe au lait! -Cute Trap Remix- / すぴ

ギター廃棄勢が多い今回のデレンジツアー。

ヒップホップルーツなブラスによる低音が非常に心地よく、低音へ力が入っているという点ではバンドと同じなのか…?

ビートを大きく変えず、ギターソロも細かく弾かず、1曲トラップのビートを貫ききるところにはこのジャンルをずっとやってきたかのような貫禄さえ感じます。

 

 

21.in fact -Where is the real you? arrange- / くましゃんP

逆再生を効果的に使った出だしから、332のリズムに乗せたAメロ。歌うようなベースラインがそれらと絡まって儚く美しい雰囲気を生み出しています。

緊張感を持ちながらも優しく包みこむようで、間奏では秘めた熱さのような、爆発しないがたしかに力のこもったアレンジというのがどことなくありすらしいのかもしれません。

細かいかもしれないんですが、タム回しが生っぽくてすごくいいなって思います。

 

 

22.cherry*merry*cherry -date night rearrange- / NO.1P

イントロ分島花音かと思った。全パート隙がないのは流石の変態コード勢(総勢2人)。

緊張感を絶妙に調節する進行は、単純な明るい暗いを離れて、儚いような優しさや秘めたような力強さ、次へとつながるような細い光の方な希望を見せてくれます。 

跳ねた曲を跳ねさせない方向に持って行ったのは結っ構すごいことしてるなと思います。2番のゴスペル感超好き。

 

 

23.夕映えプレゼント -the colors- (encore) / メガネ男子P、こーすけP、やか

第3弾のような違いを上手に混ぜ込むのとはまた違う、互いの個性をぶつけ合わせるような愉快なアレンジ。

あの祭りの掛け声のvstシリーズは作りたい曲というより音源に合わせた曲を作りたくなる1品。アイドルのコールもあるのでみんなググろう。

すけPの初挑戦というムンベ。これは本当にCoolで、エレピの入れ方が心地いい。

このビートはゴリゴリのギターにも合うので、これをきっかけにしてハイブリッドなアレンジが生まれるのではという個人へのワクワクもすごく孕んだアレンジです。

ラストに向けて「俺だー!」ってすぐ叫びに行かずに「聴いて」って仕掛けてくるのがニクい。ツアーを追ってきた全員をどんな気持ちで(アゲてor浸らせて)聴き終わわせるかを決定づける重要なラスト、浸らせていただきました。 

 

 

 

ほんとに皆さんデレンジツアー第4弾お疲れ様でした!

いつの間にかとんでもなく大きくなった企画は、様々なきっかけや変化を与えるパワーを持つようになってきました。身近なところではバンド勢がギターを使わないだとか、ボーカルや動画師をお招きするだとか、そもそもDTM始めるだとか。

行動を変えたということは人生を変えたということでとんでもないことだと思うんですよね。

言いたいことがまとまらなくなったので締めますと、企画を見事成功させ、盛り上げた主催の方々本当に本当にありがとうございました!お疲れ様でした!!優勝!!!