アイドルマスターシンデレラガールズU12イメージソングコンピ全曲感想

初めましてシカクドットです。

 

湖山信太郎さん主催のモバマスU12イメージソングコンピが2017/6/23に開催されました。

 

 

アイドルマスターシンデレラガールズに登場する12歳以下のアイドル15人に対し、

15人のPがイメージソングをそれぞれ作る企画で、

 

Pとアイドルの組み合わせが抽選でランダムに選ばれるのが特徴です。

 

自分は佐城雪美担当としてトリを務めさせていただきました。

 

twipla.jp

 

 

各曲の感想をまとめました。

 

 

目次

Fantasista - Orca - 結城晴
Hey, Darling!! - めかおん - メアリー・コクラン
ひなどりのマーチ - かーく - 市原仁奈
To You - あずりあ - 橘ありす
I want to… - こーしー - 城ヶ崎莉嘉
Magic Magic - そめし - 横山千佳
つりーとっぷ・どりーむ - ふぅすけ - 遊佐こずえ
Little Panther - ライトゴロP - 的場梨沙
ウタノカケラ - いの - 福山舞
ひまわりの目線 - mt - 龍崎薫
ドリームプリンセス - きゅん - 古賀小春
楽しい出会い - ちーぷ - 赤城みりあ
Rosa Mystica - ビーカーP - 櫻井桃華
何年後の世界でも - 湖山信太郎 - 佐々木千枝
声とセレナーデ - シカクドット - 佐城雪美

 

 

 

Fantasista - Orca - 結城晴

まずUTAUの声色の選択が良すぎです。

VOCALOIDを持っている自分はまずそちらを使ってしまうので、この声色のマッチっぷちは脱帽でした。

 

 

調教もすごい。

具体例を挙げるとサビの

「この手」のしゃくりや

「導いた」の裏返り

「いつか果てまで」前のブレス

などなどです。

 

 

[疾風のストライカー]結城晴+のイラストを見ると、シンセサイザーを使った楽曲を想像してしまいます。

一方でギターとピアノの爽やかなこの曲は、アイドルシーンだけではない、日常全体を含めた結城晴を切り取った曲のように思えました。

 

 

 

Hey, Darling!! - めかおん - メアリー・コクラン

湖山さんの応援ポスターに載っていた歌詞からイメージした曲調ドンピシャで、テンションが上がりました。

 

 

まひんさんがギターを弾いています。やはり弾いたギターの音はいい音です。

 

 

Hey!Hey!のバックの声って録りでしょうかSamplingでしょうか。この部分でシンガロング感を入れるのが素晴らしいですし、入れられる用意ができているのがさらに素晴らしい。

 

 

サビでタンバリン入れてくるのも結構ニクいアレンジです。

 

 

 

ひなどりのマーチ - かーく - 市原仁奈

UTAUの声色選択天才か…?ってなった曲第二弾。

いやこれ声完璧でしょ。

 


マーチングらしい雰囲気、かわいい雰囲気を軸にしたポップスでありながら、多方面から仁奈をとらえているのが素晴らしいです。

 

 

「少女は」という歌詞から、第三者が仁奈のことを歌っているというイメージソングにとらえられました。

 

 

雰囲気を適切に表現するための音色の選択とアレンジ、そして各セクションでのパートの足し引きは見事です。

 

 

 

To You - あずりあ - 橘ありす

 急速に強さを増しつつあるあずりあさん。

 

 

イントロのピアノのコード感、ドライブのきいたベース音、そこに入ってくるキックにより期待感が高まってくるのが好きなところです。

 

 

UTAUの合成音声を前に出すことに難儀したことかと思われますが、

まずはバッキングシンセの音量を大きく下げるとよいかもしれません。

 

 

展開のつけ方、SEの入れ方はしっかりとポップスだなと感じられるので、オリジナル曲どんどん手を出してみてほしいです。

 

 

 

I want to… - こーしー - 城ヶ崎莉嘉

すでに莉嘉が持っている歌に対して、どういうアプローチをとるのかが気になるところでした。

非常におしゃれ、それでありながらよくマッチしている曲です。

 

 

イントロフレーズがせこ。

 

 

サビの頭の四分音符のメロディは歌詞と相待ってとてもキャッチーです。ハモリを入れたりして強調するといいかと思いました。

 

 

イントロ、間奏、アウトロ全箇所においてエレピが本当に強い…。

鍵盤弾きの実力を感じさせます。

 

 

 

Magic Magic - そめし - 横山千佳

 横山千佳の雰囲気を表現するためにギターロックを封印したというそめしさん。

 

 

使う音色そのものが変わったことで、曲の雰囲気がこれまでのそめしさんの曲と大きく異なります。

一方で、間奏からはバンド的なアプローチを感じたのは面白い部分でした。

 

 

Aメロはリズムの手掛かりが希薄なので、キックの四つ打ちなどをいれてもよかったかもしれません。

 

 

Bメロで3拍子になるのが今回の企画の中でもユニークで、魔法(シンデレラ的なものではなく魔女っ娘的なもの)のキーワードの表現としてとても面白いです。

 

 

 

つりーとっぷ・どりーむ - ふぅすけ - 遊佐こずえ

今回のU12コンピ参加者は、情報共有用のシートから、一足先に互いの曲名を知っていたのですが、「どんな内容の曲になるんだろう」と気になっていた曲です。

 

 

今回担当しなかったアイドルでも「自分ならこんな曲にする」だろうから「この人はどうくる?」という考えはあります。

 

遊佐こずえはその「自分ならこうする」が上手くイメージできなかった"難しい"アイドルだったのですが、この曲はマジで見事です。

 

 

音色やテンポから得られる浮遊感に、これだと感じました。

 

 

イラストを意識したと思われる歌詞も優しい曲にはまるよう落とし込まれています。

 

 

 

Little Panther - ライトゴロP - 的場梨沙

ライトゴロさん今すぐVengeanceを購入して音色を差し替えましょう!最強になります!この曲でやったらマジで強くなります!

 

 

こちらは遊佐こずえと逆で、アイドルと作曲者の組み合わせが、ハマりそうだとイメージしやすいことから、期待感の高まっていたペアです。

 

 

色気を表現することを目的として、ブレスコントロールまで気を配っているのが、こだわりを感じます。

 

 

サビメロがあるというより、アガる部分があるというクラブ寄りな展開のつけ方、吸収したいです。

 

 

6分を長いと感じることがありませんでした、展開と緩急のつけ方が見事なのだと思います。

 

 

 

ウタノカケラ - いの - 福山舞

曲調予想外候補筆頭。

 

 

投コメにある「真面目で理知的なところを歌にしました」という文書がこの曲調の意外性に説得力を持たせます。

 

 

サビで入るオルガン系シンセの音色と、このシンセがサビ6小節目でカウンターラインを奏でるところに音ゲーっぽさを感じました。

正直この音色とカウンターかなり真似したい。

 

 

この曲調だと「輝きたい」というワードも、どことなく現状への歯がゆさを持っているように聞こえ、興味深い部分でした。

 

 

 

ひまわりの目線 - mt - 龍崎薫

グロッケンの音色が好きでよく使うので、イントロがもう好き。

 

 

まっすぐ元気というよりはエモみを多分に含んだ曲調。

そのためか、子供の心の中にある大人な部分、という印象を受けます。

動画がシルエットと空をメインとしているのもエモし。

 

 

 サビメロはちょい高いですが、良メロで気持ちが高ぶります。

 

 

薫ちゃんの曲にはギターが入っていそうなイメージがあるため、抽選結果に感謝です。

 

 

 

ドリームプリンセス - きゅん - 古賀小春

"信頼と実績の"きゅん。

 

 

ギターを捨てたらクラブ系ではなく、生楽器系の音色を自在に操り始めて強い。

もう彼が作りたいと願う曲調は、ほとんどすべて自力で作れる射程に入っているんじゃなかろうか。

 

 

ゆったりとしたワルツのリズム、声色とエレピの柔らかい音色で夢を、

クロマチックパーカッションでかわいさを、

オーケストラ楽器とコード進行でプリンセスを見事表現しています。

 

 

TLの中で、小春Pが心を次々つかまれていったのも納得です。

 

 

 

楽しい出会い - ちーぷ - 赤城みりあ

ちーぷさんはアニメソングに軸があり、コードや展開に対して、アニソンとしての作法しっかりしている方と勝手に思っています。

 

 

たとえば、

Aメロを繰り返したときにバッキングが増える

Bメロの頭のキメ

サビ王道進行の使用

がそうかなと。

 

 

BPMとシンセの音色からか、00年代っぽい印象を受けました。

シングルを何枚か出した後に差し込んでくるタイプの曲ですね。

 

 

オカズがもっと多いと個人的に好みです。

 

 

Rosa Mystica - ビーカーP - 櫻井桃華

ビーカーPとのおつきあいは長く、ビーカーPのVOCALOIDオリジナル曲もよく聴いていました。

聴いた瞬間からビーカーPの作るメロディだと強く感じました。

 

 

最近様々な楽器、要素を取り込むことが多かったのですが、初期ビーカーPみを感じます。

1stアルバム(妄想メモリーズ)辺りの曲調に、最近のウワモノの重ね方とmixをとりこんだようなイメージ。

 

 

初期ビーカーPは、シューゲイザーの影響から風呂リバーブだったのを、自分はよく指摘していました。

今回はしっとりとした曲調のため、壮大さを出すためにもっとリバーブを深く書けて良かったのではないかと、当時と逆のことを思ってしまったのが、なんだかおもしろかったです。

 

 

 

何年後の世界でも - 湖山信太郎 - 佐々木千枝

再生時間が9分超えていることにまずびっくりされられます。

イントロが長いだろうと予想していましが、歌いだしが早くて再度びっくり。

そして時間を気にすることなく曲を聴き切ってまたびっくりするのでした。 

 

 

湖山さんにはパンキッシュやグランジなイメージを持っていたのですが、そのイメージが崩されました。

 

甘えびさんの歌唱と、牧歌的なギターが織りなす雰囲気は、予想外で、素敵でした。

 

 

ハイハットの音量が大きいかもですが、金物のリアルさたるや、録り音はやっぱりいいですね…。

 

 

 

声とセレナーデ - シカクドット - 佐城雪美

自分はビーカーP主催のイメージソングにおいて、当時ボイスのなかった早坂美玲、そして三好紗南のイメージソングを作りました。

 

 

声のついたアイドルたちはプロにお任せして大丈夫であるという考えがあることと、

ボイスの少ない頃からシンデレラガールズに触れ合ってきた思入れからです。

 

 

なので、抽選にて佐城雪美の担当となったことは、非常にやりがい、それと同時に難易度を感じました。

 

 

曲の説明はのちに個別記事を書きます。

気に入っていただければ幸いです。