アレンジ解説|Romantic now(感想編)

初めましてシカクドットです。

 

2017年3月18,19日に渡ってシンデレラガールズのアレンジ曲ツアー企画

CINDERELL-A-RRANGE」の第3回目が開催されました。

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第1回には16曲のアレンジが投稿されたツアーも、今回は50人以上50曲以上が参加する非常に大きな企画になりました。とんでもない規模!

 

主催として企画を取りまとめ、多忙な中、調整や宣伝に尽力をしたれごさん

企画を盛り上げ、素晴らしい曲や動画を作ったアレンジャー、動画、イラスト、ボーカルの皆さん

そしてツアーを追いかけ、曲を聴いてくださった皆さん、本当にありがとうございます、そしてお疲れさまでした!主催本当すごいです。

 

自分はRomantic nowのアレンジトップバッター(!)を張らせていただきました。

今回のアレンジには、デレンジそのもの、デレンジャーへの感謝というテーマがあるのですが、以下はそこにたどり着くまでの文です。

 

 

 

■ 

自分は、学生時代に趣味を増やそうと手を付けたmidi打ち込みをきっかけに作曲を始めました。始めは手持ちの音楽の教科書合唱曲集なんかの楽譜をひたすらフリーのmidiシーケンサーでコピーをしたりしていまして、楽器なんかは弾けず、音楽の知識もなかったものですから、合唱曲のピアノパートがトランペットの音色だったりもしました。

 

バンドを組むこともなく、楽器を弾くこともなかった自分は、DAWも買わずmidiシーケンサーのみで曲を作っていました。midiをmp3などのオーディオファイルにする方法を何年も知らなかったくらいです。このころにポップンミュージックを参考に、さまざまなジャンルを意識して4~8小節くらいの短い曲を作ったりしていました。これが以下の動画の影響を受けたアーティスト部分です。

 

 

数年後、Vocaloidが流行し始め、「全部ひとりでやってきた自分でもボーカル曲が作れる!」と非常に革命的でした。ここから、ニコニコ動画への投稿もスタートし、「数字」を意識する場へも足を踏み入れることになります。これまでインストばっかり作っていた自分は、歌詞に2ヶ月かけたりしながらも少しずつがむしゃらに曲を作っていました。ボーカルを入れた曲なんてものはこれまで作ってきたことがないので、「midiで短いのは作ったけど、Vocaloidではまだやってないことを入れてみよう!」と毎曲なにか自分がそれまでやったことがないような要素を入れるようにしていました。ジャンルであったり、展開であったりビートであったり。

 

3,40曲もすればそろそろ「数字」が噴かないことに意識がいくようになってきました。本当は凝った動画を依頼してみたりきちんと楽器を練習して曲を上げたりとすればいいのでしょうが、作ったら上げたいという辛抱のないところが、人に頼めるならそもそも独りで完結できるDTMをしていないという消極的なところが、それをさせませんでした。結局のところ「自分の曲のクオリティが低いのがいけないんだ」と自分の能力に責任を求め、「上達しなくては!」という気持ちがかなりありました。それでも何十曲も作り続けられたのは当然作曲が好きだからですが。

 

そんな中ツイッターデレンジツアー第1弾の参加者募集の告知が流れてきます。「ボーカルをどう用意するのか」、ボーカリストのつても、誘う勇気もなく、Vocaloidの使用は肉声に対して多少のコンプレックスを持っていたこともあり、参加の決心がつきませんでした。「抽出ボーカルでもいいかな」という空中つぶやきに対して、さきしさんから「大丈夫ですよー」とリプをいただき参加を決心しました。その時の曲がこちらです。

 

結果としてこのアレンジは10000再生300マイリスと、それまでの自分のVocaloid曲から考えれば信じられないくらい多くの方に気に入ってもらえました。そして非常に「ホッと」しました。これは、伸びたから、数字が大きいから嬉しいというものとは違くて、「大丈夫、あなたはいいアレンジをつくったんだから、これ以上自分のクオリティに責任を求めなくていいんだよ」と、これまで自分の腕が低いから低いからと、クオリティを上げなくては上げなくてはと何十曲も作ってきたこれまでが報われたような気持ちでした。

 

そして、この培ってきたものを、好きなものを表現するために使えたこと使えると知れたことが非常に嬉しかったです。

 

この気持ちについては第1回デレンジツアーにおける主催のれごさんのコメントがその通りですのでこちらを。

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それからは「デレンジ勢」たちの活力を受けたり、ハイペースで投稿される曲に刺激を受けたりと非常に楽しい同人活動を送ることができました。

 

デレンジツアーVol.3の開催が決定された時には、2つのアイデアがありました。ひとつはShineやとどけ!アイドル、メッセージなどの曲をふんだんにオマージュして盛り込むS(mile)ING!、もうひとつが様々な音楽ジャンルを全部盛り込んだRomantic Nowです。企画の規模から一人一曲ということでRomantic Nowを選びました。「スピDでは不可能なアレンジをする」ということで方向性自体は最初から決まっていました。実際にどう展開するかと、打ち込みには時間がかかりましたが。アレンジ内容自体は別記事に描いたので省きます。

 

楽器を弾く、DJをする、チューニングを下げる、他バンドをオマージュする、コード進行に強い、拍子を変える、歌う、生録をする、本当に色々な方面のアレンジが得意な人がいます。自分である必要のあるアレンジ、他者にできないアレンジ、今まで自分が培ってきたものを活かそうとしたのがこの「多ジャンル」でした。

 

 

作曲で好きなことを表現することを教えてくれたデレンジツアー

この1年を非常に楽しい年にしてくれたデレンジャー

それらに対し、文字通り「できることすべてを込めた」アレンジを送りました!!!!

 

優勝!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!